積小為大 私のインテリア自分史  【創立30周年記念】 
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英国・イタリア大使館別荘記念公園や中禅寺湖畔ボートハウスで毎年行われている「国際避暑地ミニコンサート」もその一つ。 冒頭の写真は、ボートハウスで演奏するジャズバンド「Free Swing」の面々です。 伝統的なインテリアにぴったりのJAZZYサウンドが初秋の風景とコラボして、癒やしをプレゼントしてくれます。 そんな癒やしを届ける一人として、実はわたしもイベントに参加しております。 さて、ここからが本編。 前回の中禅寺湖編に続いて、日光編です。 明治32年に大正天皇(当時は皇太子)のご静養のために田母沢御用邸が造営され、それを契機に設けられたのが 日光駅の貴賓室です。 ■JR日光駅・貴賓室 日光駅の現在の駅舎は大正元年竣工で、日本を代表する木造駅舎です。 わたしは、「日光インテリア大使」を自称しております。 日光には、日本のインテリア史をナマで見ることができる建物がたくさん現存しており、その資産を活かしたイベントもいろいろと行われています。 明治23年開業。 東京駅の開業が大正3年といえば、その希少さを実感していただけるでしょう。 駅舎は木造2階建てのネオ・ルネッサンス様式で、明治・大正の面影をそのままに、気品と威厳の両方を併せもつ白亜の洋館です。 第4回:日光で日本のインテリアの原点を知ろう(日光編パートⅠ) 【】14

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