積小為大 私のインテリア自分史  【創立30周年記念】 
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まで育てることができたのか。今回は、そのあたりをお話したいと思います。 ●日本にインテリアを広めること。 ●自分でビジネスを志すならば「トップ」を目指すこと。(必ず道は開ける) この二つを実現したい。 これを実現するために、私は20年計画を描きました。 まず最初の10年は修行。 この10年で得たノウハウ、人脈、資金を元に創業する。 創業後の10年は、もっとも得意なことにフォーカスし、そのジャンルでトップになる。 10年後の起業を決めて、帰国後インテリア商社に入社したのです。 ■インテリアを志した時、壮大な計画を描いた 第一回で書いたとおり、私のインテリアビジネスの原点はアメリカ民泊・留学体験です。 ■まずはトップを目指せ(夢・高い志・理念・行動) インテリア商社に入社する時に決めたこと。 実績を上げてトップになり会社に貢献し、惜しまれながら退職する。 おかげさまでこの商社ではとてもノビノビと仕事をさせていただき、「新規開拓の神様」と呼ばれるほどの実績を上げることができました。 10年で退職する予定でしたが、経験を積ませていただいたお礼奉公もいたしましたので、13年間の修行となりました。 この商社は繊維が得意な会社でしたが、窓まわりから床、壁装材、さらにはその工事まで携わり、支払い以外のすべての業務に精通することができました。 株式会社ユザワ創業の地は、 栃木県日光市瀬尾1459にあります。 この写真は、ユザワ本社を建築する前の、昭和30年頃の当地の風景です。 ここが私の生家でした。 そして、現在もここが本社です。 どんな場所かは、こちらの地図をご覧ください。 東京から電車で2時間。栃木県最大の都市である宇都宮市からでも1時間かかる、「辺鄙」といえる場所。しかも本社の裏は山しかありません。 そんな山奥のような場所からスタートした株式会社ユザワは、全国にお得意先を持つ会社に成長しました。 企業としてはハンデだらけだったユザワを、どうやってここ第7回:山奥からのインテリアビジネス、そのハンデ乗り越え方・こだわりの理念経営 【】23

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